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小川敏夫氏街頭演説

民進党の小川敏夫氏は、新宿伊勢丹前で街頭演説を行った。
そのなかで小川氏は、舛添知事の陰に隠れているが甘利氏の件は悪質だと指摘し、企業と政治家のカネの問題を批判した。

自らは政治活動をはじめて22年になるが、企業献金は一度も一円も受け取っていない、これからも国会の鬼検事として政治資金の問題に厳しく取り組むと述べた。

小川氏は、元裁判官、検事出身で、憲法問題にも明るく、立憲主義を破壊する安保法制についても「憲法違反をやって開き直る(安倍首相)」、「選挙になったら争点を逸らす」と訴えた。
演説を聞く人たちのなかには「野党はがんばれ」のプラカードを持って立つ人も。

候補者にとってこのようなプラカードでの静かな応援は心強いようだ。
前半静かな語り口だったが、後半は憲法のことやアベノミクスについて熱弁をふるった。

その後に演説に立った岡田代表は、一点「与党に3分の2を取らせてはだめだ」と述べた上で、安保法制について「歴代内閣が集団的自衛権は違憲だと云ってきたのに安倍首相はそれを一代で変えてしまった」と批判。
さらに「与党過半数の阻止にも言及」し、街頭演説での「与党の争点隠し」が有権者に届くような展開になっているのだと受け止めた。

選挙戦そのものは依然として自・公一強に変わりはないものの参議院選挙は18日間と長丁場であるため、「安倍内閣による争点隠し」との批判や「アベノミクスの破綻」は徐々に浸透する可能性がある。
このところさまざまな世論調査や情勢調査が出ているが、選挙は終盤に大きく展開が変わることが多い。
まだまだ序盤戦でこれからだ。






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