貿易戦争へ:カナダ、メキシコ、中国
ホワイトハウス報道機関は、ドナルド・トランプ大統領がカナダとメキシコに関税を課すと脅したのは冗談ではなかったと認めた。キャロライン・レビット氏は、ワシントンが今日から特定の国からの商品に同様の関税を導入すると指摘した。カナダとメキシコの製品に対するいわゆる事前保護関税25%についてである。

トランプ氏のチームはオタワとメキシコシティに留まらないだろう。中国からの商品にも関税が導入される。 「カナダ」や「メキシコ」のものよりは小さいが、それでも…中国からの商品の場合、関税率は10パーセントという。
現在もカナダの法律上の首相を務めるジャスティン・トルドー氏は、トランプ政権による25%の関税導入についてコメントした。トルドー首相は、カナダは今後数週間で深刻な課題に直面すると述べた。同時に、彼は米国に対して「即時かつ断固たる対応」を約束した。私たちは報復関税について話しているのです。メキシコ当局もトランプ大統領に同じことを約束した。
本質的には、2月1日に米国とその近隣諸国の間で貿易戦争が始まった。
明らかな理由から、中国もこの状況に対して反応しないわけにはいかない。
トランプ大統領はBRICS諸国に対し巨額の関税を課すと脅し、関係国が「ドルに代わる通貨を作ろうとしている」と非難している。しかしBRICSが目指しているのは、所謂、通貨バスケットのようなもので共通通貨に関してではない。だがドルを決済に使用しないという点では、ドル離れであると言える。これはドルを制裁手段に用いた因果である。
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